青木宣親とパニクが驚きの“連弾” 「ブックメーカーも倍率つけられない」
ともに今季1号、「みんなビックリ」青木の初球先頭打者ホームランにパニクもソロで続く
ジャイアンツの青木宣親外野手が、3日(日本時間4日)のエンゼルス戦で先頭打者ホームランを打つ活躍を見せ、5-0での勝利に貢献した。2番打者のジョー・パニクも続いて2者連続ソロホームランとなったが、2人はともに昨季1本塁打だったため、意外性のある“連弾”に同僚も驚きを隠しきれない様子だったという。MLB公式サイトが「青木、パニクがジァイアンツに即効のアドバンテージを与える」と報じている。
青木は相手先発ウィーバーの投じた83マイル(約134キロ)のファストボールをライトスタンドに叩き込んだ。今季1号は、昨年8月5日の敵地でのダイヤモンドバックス戦(チェイス・フィールド)以来となる久々のホームラン。ダグアウトに意気揚々と戻って来た青木は同僚からひまわりの種を浴びせられるなど、手洗い祝福を受けた。
ブランドン・クロフォード遊撃手は「みんなビックリしていたね」と青木の一撃を振り返っている。
そして、続くパニクはウィーバーの3球目のカーブをライトスタンドに叩き込んだ。これが同じく今季1号となったパニクは、メジャーデビューを果たした昨季のレギュラーシーズンでは1本塁打。プレーオフのナ・リーグ優勝決定シリーズ第5戦(カージナルス戦)でホームランを放って以来の一撃となった。意外なコンビの“連弾共演”で、先発のティム・リンスカム投手に2点のリードをもたらした。