ジ軍で明暗分かれる2人のNPB経験者　青木宣親と対照的なマギーに暗雲？

「ジャイアンツはこの夏に三塁のアップグレードを模索している」

　敏腕で鳴らすジャイアンツのブライアン・セイビアンGMは、三塁手のスカウティングに勤しんでいるという。ESPNは2日前に「ジャイアンツのブライアン・セイビアンがメッツ対ナショナルズ戦を視察」と報じていた。

　セイビアンGMは、シティ・フィールドでリー・エルダー相談役とともに試合を観戦。記事では「ジャイアンツはこの夏に三塁のアップグレードを模索している」と指摘している。メッツでは、正三塁手のデビッド・ライトが右太もも裏の故障で離脱した時、二塁のダニエル・マーフィーが三塁手として結果を出しているが、今季限りで契約満了となるために補強候補だという。

　マギーは4日（日本時間3日）のパドレス戦で3打数無安打。しかも、守備でもミスを犯した。初回の先頭打者ウィル・マイヤーズの強烈なサードゴロを巧みに捕球したが、送球ミス。地元紙サンノゼ・マーキュリーでは「この夜は不完全な形からスタートした。三塁手のケーシー・マギーが一塁手のブランドン・ベルトが処理できないツーシームを投げ、エラーを犯した」と厳しく指摘されていた。