まるでイチロー? 打席所作そっくりのドジャース捕手が8打点の大暴れ

ものまね芸人「ニッチロー’」もびっくり? グランダルの打撃前動作

 打席でイチローそっくりの所作を見せる打者が、急激に調子を上げてきている。ドジャースに所属するキューバ出身のヤスマニ・グランダル捕手が、7日(日本時間8日)のブルワーズ戦で2本塁打を含む8打点と大爆発し、話題をさらった。

「2番・捕手」で先発すると、初回の第1打席はセンター前ヒット。3、5回はいずれも四球で出塁した。6回の第3打席でライト前に2点タイムリーヒットを運び、エンジン全開。8、9回に2打席連続3ランを放った。

 MLBの公式サイトによると、4打数4安打8打点2四球で14-4での大勝劇の立役者となったグランダルについて、ドン・マッティングリー監督は「乗ってるね。この調子を持続してほしいね」と語ったという。

 1試合8打点の今季メジャー最多打点をたたき出したキューバ出身のグランダルは、打席での決まった所作を見せている。

 バットを相手投手に向けるように立てながらマウンド方向を見据えると、ユニフォームの肩部分を引っ張った後に、バットを構える。まさにマーリンズのイチロー外野手と瓜二つの動作だ。

 グランダルの動きは、少なくても昨年夏頃からイチローに近づき始めた。シーズン終盤には、バットを静止させる時間が長くなり、ユニホームの肩部分を引っ張る動作もはっきりとしている。そして、今年は開幕から動きがより“洗練”されてきた。イチローのものまねで有名な「ニッチロー’」顔負けの所作である。

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