まるでイチロー? 打席所作そっくりのドジャース捕手が8打点の大暴れ

グランダルの出身地キューバでは「神のような存在」のイチロー

 グランダルは今季、パドレスからドジャースに移籍。4月は1割8分9厘と低調だったが、5月に入ってから7試合で打率6割の大当たりで、7日の試合終了時点で打率3割1厘まで上げてきた。一昨年は打率2割1分6厘、昨年は打率2割2分5厘だっただけに、好調さが光る。

 キューバ出身のマーリンズの若きエース、ホセ・フェルナンデス投手は地元メディアにこう証言していた。

「キューバでは、彼(イチロー)は神のような存在なんだ。誰もが彼のことを愛しているね。しかも熱烈に。キューバの人々は彼のプレーについて称賛しているんだ。彼と同じチームの一員になれるなんて本当にアメイジングなことなんだ。彼はキューバではメジャーリーグ選手で最も有名な存在かもしれない。ここでプレーしている多くのキューバ選手よりも有名だと思うよ」

 現在、キューバ出身の実力者はメジャーを席巻。フェルナンデス以外にも、ドジャースのヤシエル・プイグ外野手、ホワイトソックスの強打者ホセ・アブレイユ内野手、レッズの球速106マイル(約171キロ)男、アロルディス・チャップマン投手ら多くの選手が活躍している。グランダルもそれに続く勢いだ。その26歳の捕手は41歳のレジェンドから何かしらの影響を受けているのだろうか。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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