8点大勝オリ、お立ち台に4人 待望一発のブランコにカラバイヨ「ナイスパワー」

4勝目のディクソン「今日は打線に感謝」

 オリックスが9日の日本ハム戦で8-2で勝利し、連敗を5で止めた。先発のディクソンが6回5安打1失点の好投で4勝目(3敗)。2点リードで迎えた3回にはカラバイヨが2戦連発となる2ラン、続くブランコが移籍1号のソロ弾を放った。5回2死満塁では安達が走者一掃のタイムリー三塁打を放ち、勝利を決定づけた。

 試合後は投打の主役となった4選手がお立ち台に。3連敗から4連勝をマークしたディクソンは「積極的に投げることを心がけた」と話し、「今日に関しては点を取ってくれたので自分より打線に感謝したい」と10安打8得点と奮起した打線を称えた。

 また、バックスクリーンに今季1号を突き刺したブランコは「いい感触だった」と振り返り、「オリックスのユニフォームを着てホームランを打てたのは良かったし、ディクソンに白星をもたらせて良かった」。その前の打席で本塁打を放ったカラバイヨも「ブランコはすごい選手です。ナイスパワー」と絶賛した。

 連敗を止めたとはいえ、最下位に低迷する状況に変わりはない。この日3打点を挙げた安達は「今まで打ってなかった。何とか打ちたいという気持ちで打席に立った」と振り返り、「今も苦しいんですけどこれからどんどん上がってがんばっていきたい」と巻き返しを宣言。ようやく待望の一発が飛び出したブランコも「ホームランを打てばチームを助けることになる。もっともっと打っていきたい」と意気込んだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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