「信じられない」 蛇に噛まれたロッキーズ投手の2歳次男が車椅子で始球式
「2歳児がこの状況にいかに対処するか、信じられない。自分ができるとは思わない」
ジェイミソン君はキャンプ中にガラガラ蛇2匹に足を噛まれた。医師が「こんなにひどい噛まれ方は見たことがない」と嘆いたほどの状況で、厳しい状況が続いていたという。
傷付いた組織、筋肉、皮膚の治療のため、チームがオープン戦で連戦中も父親は家族とともに病院で息子を支えた。4月下旬にアリゾナからデンバーに戻った後も闘病生活は続き、病院で週2度の治療を受けている。今後、皮膚の移植手術も受けることになるという。
「彼はまだ通常通りの動きをできるようになるために戦いを続けている。状況は進んでいるけれど、これから先に色々と見えてくるものはあると思う。何週間、何か月、何年かかるのか。回復次第だと思う」
こう語った父親は「2歳児がこの状況にいかに対処するか、信じられないよ。自分ができるとは思わない。32歳だけどね」とリハビリに取り組む次男の姿に、感動していた。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count