2試合連続で先発外れたイチローは代打で三ゴロ 青木宣親は1安打1四球
試合はマーリンズが快勝
マーリンズのイチロー外野手は9日(10日)、敵地でのジャイアンツ戦で2試合続けて先発から外れ、代打で三ゴロに終わった。青木宣親外野手は「1番・左翼」で先発出場し、4打数1安打1四球。試合はマーリンズが6-2で勝利した。
青木は初回、相手先発フェルプスの前に二ゴロに倒れる。3回は二塁への内野安打で出塁するも、続くパニクが凡退して得点にはつながらなかった。
すると、マーリンズは4回、昨年のワールドシリーズMVP左腕バムガーナーから4番・オズナが先制ソロ。さらに、エチャバリアの2点二塁打も飛び出し、この回3点を奪った。
ジャイアンツは5回に1点を返し、なおも2死二塁のチャンス。青木はここで四球を選び、チャンスを広げる。しかし、続くパニクは一ゴロに倒れた。
3-1の7回、マーリンズは先頭のピッチャー・フェルプスに代えて、イチローを打席に送る。ここでジャイアンツは右腕コントスから左腕ロペスにスイッチ。イチローは2ボール1ストライクから83マイル(約134キロ)のツーシームを打ったが、三塁マギーの正面を突くゴロに終わった。イチローは守備には就かず、そのまま交代した。
ジャイアンツはその裏、1死一、二塁とチャンスを作り、青木に打席が回る。1ボールから中継ぎ右腕ラモスの直球を叩くと、センターへの大きな当たりに本拠地AT&Tパークのスタンドから大きな歓声が上がったが、オズナがワーニングトラック手前で捕球した。
マーリンズは8回、ソラーノの2点二塁打、エチャバリアのタイムリー内野安打で3点を追加。その後、リリーフ陣がリードを守り、快勝した。青木は9回1死一塁での第5打席ではセンターフライに倒れた。
イエリッチの復帰で2試合連続でベンチスタートとなったイチローだが、開幕から全31試合に出場して打率2割7分9厘。3打数1安打の青木は打率2割7分6厘となった。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count