前日に歯の治療で欠場のロッテ・クルーズが3ラン 「トゥデイ、ダイジョーブ」
「イエスタデイ、メッチャイタイ」で欠場の助っ人が活躍、11-1で快勝
ロッテのルイス・クルーズ内野手が本拠地での西武戦で8号3ランを放ち、チームを11-1での大勝に導いた。初回に角中のタイムリーで1点を先制し、なおも無死一、三塁の好機で打席に立つと、西武先発・郭俊麟のスライダーをレフトスタンドに運んだ。
打線に火をつける一発。13安打11得点の猛攻を呼んだ助っ人は、お立ち台で最初に「アリガトウ!」と流暢な日本語を披露した。
8号3ランの感触については「感じはよかったです」。母の日のホームランに「今日の勝利は全国のお母さんに捧げたいと思います。うれしいですね。今日は子供も自分の奥さんも(観戦に)来ている。お母さんもメキシコで見てくれている」と喜んだ。
9日は歯の治療のため欠場。これについて聞かれると「イエスタデイ、メッチャイタイ。トゥデイ、ダイジョーブ」と英語と日本語のミックスで説明。スタジアムを盛り上げた。
この日はデスパイネもソロ本塁打。クルーズは「2人で刺激し合ってますし、2人の活躍でもっとチームが活気づけばいい」と話した。頼れる助っ人の活躍で、ロッテは2連勝を飾った。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count