オリ中島、いよいよ本領発揮? 2軍調整で取り戻したモノとは
本来の姿を取り戻しつつある中島、3試合連続マルチ安打
ようやく役者が揃いだしたオリックス。開幕からケガ人が続出したが、ここにきて投手陣では守護神・平野佳寿、セットアッパー・佐藤達也、岸田護が復帰。さらに打撃陣でも一発長打が魅力のトニ・ブランコ、中島裕之が1軍の舞台に戻ってきた。
その中でも本来の姿を取り戻し、チームを牽引しているのが中島だ。
右太もも裏肉離れで4月21日に抹消されたが、2軍で1試合出場すると、5月8日の日本ハム戦(京セラドーム)で1軍登録即「7番・三塁」でスタメン出場。カード初戦で2安打を放つと、そこから3試合連続でマルチ安打を記録。チームを3カードぶりの勝ち越しに導く活躍を見せた。
打率も2割6分2厘まで上昇。広角に打ち分ける抜群のバットコントロールを見せていた西武時代の“ナカジ”の姿が徐々に戻ってきた印象だ。