エッ!? ファンが「守護神イチロー」待望? 「彼に試合を締めてもらおう」
「なぜ、彼はクローザーじゃないんだ?」
フリサロ記者は「1996年、日本で行われたオールスターでイチローは投げている。映像も存在する。イチローは当時91マイル(145キロ)でミットを鳴らしていた」と続けてツイートすると、ファンは「なぜ、彼はクローザーじゃないんだ?」と反応している。
オリックス時代の1996年のオールスター第2戦。イチローは9回裏2死の場面でマウンドに立った。巨人の松井秀喜外野手の打順だったが、セを指揮していた当時ヤクルトの野村克也監督は代わりに自軍の高津臣吾投手を打席に送った。当時、イチローは5球を投じ、遊ゴロに打ち取っている。
ヤンキース時代の昨季も救援陣を大量投入した際に投手起用の可能性が浮上していたイチロー。その際は地元紙の取材に前向きな姿勢を見せていた。さすがに今回のクローザー起用の可能性は極めて薄いと言えるが、ファンの反応を見ても、マルチな能力を誇る41歳に大きな期待が寄せられているのが分かる。
今季、「4番目の外野手」として加入したイチローはクリスチャン・イエリッチ外野手が椎間板ヘルニアで離脱中に先発で活躍。現在、チームでユニフォームの売れ行きがナンバー1とも伝えられており、レジェンドの地元人気は大きな高まりを見せている。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count