粘投の広島・野村、巨人から早くも3勝! 連敗止め「後半粘れてよかった」
7回3失点の野村「どうにか勝ちたかった」
広島が14日の敵地・巨人戦で5-4と競り勝ち、連敗を2で止めた。先発の野村祐輔が7回9安打3失点の粘投を見せ、3勝目(2敗)。1-0で迎えた2回にアンダーソンの2号2ランなどで3点を奪われ、追う展開となったが、4回に松山の1号2ランで同点に追い付くと、5回に2点を勝ち越し。8回に1点差に詰め寄られたが、最後は中崎が締めた。
2回に3点を失いながらその後、無失点で切り抜けた野村は試合後のヒーローインタビューで「前半戦少し足を引っ張ってしまったけど、後半粘れてよかった」と振り返った。今季の勝利はすべて巨人から挙げており、「しっかり向かった結果、いい方向に向いています」。「気持ちだけは負けないようにと思って投げた」と続けた。
連敗で迎えた一戦に「どうにか勝ちたかった。勝ててよかった」と野村。悪い流れを最後の一戦で断ち切った広島は15日から本拠地で首位・DeNAを迎え撃つ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count