イチロー、“神様“ルースまで「3」 敵地実況も絶賛「彼のプレーを愛してる」
「彼はまだ健在で活躍。純粋に信じられない」「バットはゾーンに入ったまま」
MLB公式サイトのジョー・フリサロ記者は、イチローがヒットを打った直後にツイッターで「イチローが単打を打った。現時点で2870安打のマーリンズ外野手は、1900年以降では歴代38位のベーブ・ルース(2873本)に近づいている」と報告。近代野球では38位とされているルースに迫ったことを伝えている。
また、敵地アトランタ向けに放送されたTV中継では、実況がイチローのキャリアを紹介。出場試合数(2240試合)や安打数が軒並みトップクラスであることを伝え「彼はまだ健在で活躍しています。彼は2アウトからまたセンター前にヒットを打ちました。純粋に信じられませんよね。私は彼のプレーを見ることを愛しています。バットはゾーンに入ったままです(好調を維持しています)」と絶賛した。
この回は追いつけなかったマーリンズ。イチローは守備につかずにそのまま交代したが、7回に先頭の主砲スタントンがソロを放ち、同点に追いついた。しかし、8回に救援陣が乱れて勝ち越しを許し、そのまま3-5で敗れた。
イチローの今季の代打打率は12打数4安打の打率3割3分3厘まで向上。途中出場でも着実に役割を果たしている。シーズン打率は2割8分3厘とした。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count