中日大野が今季2度目の1-0完封も最後はヒヤリ 「勝った気がしなかった」
「今日良くても、次が悪かったら意味がない」
3連敗で迎えた一戦。「絶対に負けられない試合だったので、それを取れてよかったです」。気迫十分の投球だった。ただ、8回は先頭打者への四球からピンチを招いたとあって「先頭の四球は点につながるので、本当はやっちゃいけない。ああいうことやっていたら負けてしまうこともあるので、なくしていきます」と反省することも忘れなかった。
4月7日のヤクルト戦に続き、早くも今季2度目の完封。しかも、前回も1-0と1点を守り切っての勝利だった。最近2試合は白星を掴みながらも、満足できる内容ではなかったという左腕は「1週間で修正して、内角を突けて、変化球も腕を振れた。これを続けていきたいと思います」と確かな手応えを示した。
「今日良くても、次が悪かったら意味がない。次もこういうピッチングを続けられるように頑張ります」
タイトルも狙えるシーズンとなりそうだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count