スタントンの145m特大弾で衝撃の結末 ファンが素手のまま片手キャッチ!?
「届かないかなと思ったけれど、つかめる距離でラッキーだった」
MLB公式サイトは一連の驚くべきシーンを「スタントンが487フットのホームラン。ファンが素手で捕る」と特集している。
スーパーキャッチを披露したフロリダ州在住のライアン・モントさんは「ちょっと驚きだったよ」と声を弾ませながら「届かないかなと思ったけれど、つかめる距離でラッキーだったね」と語っていたという。美技の“ご褒美”としてスタントンにサインを求めたところ、「問題ないよ」と快諾を受けたという。
その一方で、昨年のナ・リーグ本塁打王でホームランアーティストとしても知られるスタントンは、145メートルと発表された本塁打の飛距離にまったく納得いかない様子。「あれは478(フィート)じゃない。誰が決めているのか知らないけどね。見たら分かると思うよ」と不満を漏らしていたという。
今季のメジャー最長ホームランはマリナーズのネルソン・クルーズ外野手の483フィート(約147・2メートル)で、2位がブルージェイズのジョシュ・ドナルドソン内野手の481フィート(約146・6メートル)。今回のスタントンの一撃は今季メジャー3位となった。ちなみに、4位と5位の記録もスタントンが保有している。
本塁打の飛距離は主にインパクト時の初速と射角によって算出されてはいるが、モントさんのスーパーキャッチがなければ、この一撃の飛距離はさらに伸びていた? ……かもしれない。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count