和田毅が週明けにも先発ローテーション入り 今季初めてDLから復帰へ
ESPNが報じる、先発5番手のウッドをブルペンに回して和田を先発に
左太もも痛で故障リスト(DL)入りしているカブスの和田毅投手が、週明けにも先発ローテーションに復帰する可能性が高まったと米メディアが伝えている。ESPNは「カブスが先発ローテーションでトラビス・ウッドをツヨシ・ワダに入れ替え?」と報じた。
和田はスプリングキャンプで左太ももを痛めてDL入り。開幕はマイナーで迎え、4月17日(日本時間18日)以降、カブス傘下3Aアイオワでリハビリ登板を続けていた。
これまで6試合に登板。今月14日(同15日)に行われた本拠地でのナッシュビル戦では7回を投げ4安打1失点、6奪三振を記録し、この期間で初めて勝利投手となっていた。1勝3敗ながら、防御率2.86と優秀な成績を残している。
一方、カブスは4-1で勝利した16日(同17日)のパイレーツ戦前、蓄積疲労が顕在化したブルペンを強化するため、マイナーのブライアン・シュリッター投手の昇格を発表。この日のパイレーツ戦では先発のトラビス・ウッドが9回にクローザーとして自身メジャー初セーブを記録した。
ウッドは開幕からローテーションの5番手として7試合に先発したものの、5月に入ってからの3試合では5回6失点、4回6失点、4回1/3を5失点と立て続けに打たれ、先発では防御率5.59と不安定なピッチングが続いていた。今後の起用法について、名将ジョー・マドン監督は「彼はブルペンに行くことになるだろう」と語っている。