上原が今季9セーブ目 凡退を積む投球術に実況も「幻惑しましたね!」

レッドソックスは快勝でヘルナンデスに今季初黒星つける

 レッドソックスの上原浩治投手が16日(日本時間17日)、マリナーズ戦の9回に登板。1奪三振を含む3者凡退に抑え、今季9セーブ目を記録した。チームは4-2で勝利し、ここまで無敗だったマリナーズのエース右腕、「キング」ことフェリックス・ヘルナンデスに今季初めて土をつけた。

 2点リードで迎えた9回裏、敵地セーフコ・フィールドで「コウジタイム」がやってきた。先頭打者の強打者シーガーを5球目の時速87マイル(約140キロ)でライトフライに仕留めると、続くモリソンには5球目に、この日最速タイとなる88マイル(約142キロ)のファストボールを高めに投じ、空振りで切って取る。

「幻惑しましたね!」地元テレビ局の実況は、140キロ台の速球で空振りを奪う上原の投球術を興奮気味に称えた。最後の打者となったアクリーは4球目の80マイル(約129キロ)のスプリットで一ゴロに抑えて、3者凡退で試合を締めた。

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