3戦連続先発落ちの青木宣親の立場は微妙に 「ブランコに1番打者を任せる」
主砲ペンスも復帰して外野の競争は過酷に、「起用法が難しくなった」
一方、青木の代わりに3試合続けて1番で先発したグレゴール・ブランコ外野手は、先発5試合中4試合でマルチヒットと絶好調。この日のレッズ戦でも3回にソロホームランを放っていた。
さらには、この日、左手の尺骨骨折で故障者リスト(DL)入りしていた主砲のハンター・ペンス外野手が今季初出場。「6番・ライト」で先発した人気者は、3打数2安打3得点1四球とさすがの大活躍を見せている。
記事によると、ボウチー監督は3番に固定していたアンヘル・パガンを1番に据え、その場合はペンスとジャスティン・マックスウェルの外野トリオを起用する構想も明らかにしていたという。青木のみならず、ブランコも控えに回る可能性が浮上するほど、ジャイアンツの外野の競争は一気に過酷になっている。
「ボウチーにとって、現在のロースターは起用法が難しくなった。嬉しい問題でもあるが」
記事ではこのように指摘。もっとも、この日、青木と交代でベンチに下がったパガンは腰痛を抱えており、逆転のチャンスはまだ残されている。一度は確保したリードオフマンの座を失った青木は、定位置奪回に向けた戦いに挑むことになる。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count