イチロー、“神様”と並ぶ2873安打　球団もツイッターで「おめでとう」と祝福

今季6度目マルチでルースと並んで歴代42位タイも、チームは延長13回の熱戦落とす

　マーリンズのイチロー外野手は18日（日本時間19日）、本拠地でのダイヤモンドバックス戦で“神様“ベーブ・ルースに並んだ。

　イチローは「8番・センター」で緊急先発し、3回の第1打席で相手先発デラロサからレフトへ2試合ぶりのヒット。5回の第2打席でも絶妙なバットコントロールで再びレフト前に運んだ。

　7回の第3打席は遊ゴロ、延長10回の第4打席は二ゴロに倒れたイチロー。チームは延長13回に今季絶不調の元守護神シシェックが勝ち越し打を浴びた。その裏の第5打席でイチローは1死から四球を選ぶ。その後、二盗を試みて一度はセーフと判定されたが、ダイヤモンドバックスがチャレンジしてアウトとなった。チームは2－3で敗れた。

　イチローは5日のナショナルズ戦以来、今季6度目となるマルチヒットでメジャー通算2873本安打。“野球の神様”と言われるベーブ・ルースに試合前まで2本差に迫っていたが、一気に並んで歴代42位タイとなった。