巨人・菅野がプロ3年目で初完封 「いつかはしたいと思っていた」

レギュラーシーズン初完封、9回を4安打無失点

 巨人が19日の敵地阪神戦で8-0と完勝した。先発の菅野が初完封勝利。打線も阿部に今季1号となる先制2ランが飛び出すなど、大量得点でエースを援護した。

 112球を投げ、4安打3奪三振で阪神打線をシャットアウトした右腕。試合後のヒーローインタビューでは、プロ3年目で挙げたレギュラーシーズンでの初完封に「あまり意識はなかった。ただ3連戦の頭を任されているということでいい展開に持ち込んでくれたので、みなさんに感謝したい」と、自身の投球よりも9安打で8点を奪った打線を称えた。

 また「(完封は)いつかはしたいと思っていた。何度かチャンスがあったけどうまくいかないことが多くて、今日完封することができて本当にうれしいです」と喜びを噛み締め、2回に飛び出した阿部の待望の今季1号には「阿部さんのホームランで気持ちが楽になりました」と振り返った。

 甲子園の3連戦の初戦で力投を見せ5勝目(4敗)。「3連戦の頭なので1点もやらないぞという気持ちを持って明日、明後日につながるピッチングが出来たと思う」と手応えを口にした右腕は「戦いは始まったばかりだし、交流戦も始まる。チーム一丸となって一つの目標に向かってがんばっていきたい」と力を込めた。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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