順番待ち? G先発投手陣好調で、どうなる内海の復帰戦
内海の1軍昇格のタイミングは果たして…
またロングリリーフでブルペンにいる小山雄輝投手も4試合に登板して失点は0。元々は先発候補だった。2軍には好投を続けながらも降格した19歳の田口麗斗投手も準備している。
26日からセ・パ交流戦が始まる。通常のリーグ戦のように6連戦。まずは調子の良いこの6人のローテション投手で回すことになりそうだ。
患部が癒えた内海は、一体誰と入れ替わるのか。交流戦はDH制をとるため、野手の登録選手を1人増やすことも考えられる。そうなると投手はマイナスされる。また中継ぎが手薄になるため、内海とリリーフ投手が入れ替わる可能性は極めて低い。
可能性があるとすれば、2軍でホームランを連発しているフランシスコを打撃強化のため、1軍に呼ぶタイミングだろう。外国人枠を空けるため、マイコラスかポレダとひとまず入れ換える必要がある。空いた先発枠にそのまま入る可能性はある。
開幕当初は駒不足と不安のあった先発陣だが、6人に加え、小山、田口がいい状態を維持している。内海の復帰はチームにとって大きいが、他の投手たちも必死に戦い、ポジションをつかんでいる。これまでの功績で内海に先発の座が明け渡されるのか、それとも競争か。いずれにせよ登板までは熾烈な争いが待ち構えており、その競争がチーム力の向上につながっていくに違いない。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count