ソフトバンク寺原が7回無失点で1年ぶり白星 「負けるわけにはいかない」
大量得点の味方打線に感謝「すごく助かりました」
ソフトバンクの寺原隼人投手が24日、札幌ドームでの日本ハム戦に先発し、7回を2安打5奪三振無失点と好投、今季初勝利を挙げた。初回に松田の3ランが飛び出すなど、味方打線が早い段階で大量得点を奪う中、3回まで無安打に抑えるなど得点を与えなかった。
首位相手に12-0と完勝した試合後、ヒーローインタビューに答えた寺原は「素直にうれしいです。野手のみんなが序盤に大量点をとってくれたので僕の気持ちの面ですごく助かりました」と周囲に感謝。勝負所で巡ってきた登板に「負けるわけにはいかないので、先発ピッチャーとして絶対に試合を作ることを心がけてマウンドに上がりました」と振り返った。
また、今月5日に先発した後、中継ぎ登板が続いた中でのマウンドに「変化はないですけど、中継ぎでしっかり腕を振って投げることが出来てきたので、それが先発にもしっかりといかせた」と手応えを口にした。
昨年4月16日の楽天戦以来、約1年ぶりに白星を挙げた31歳は「いい形で投げられてるので継続していきたい」。首位攻防戦で勝利した2位のソフトバンクは日本ハムとのゲーム差を1に縮めた。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count