ヤンキースの新人は“ゴジラチルドレン”!? 初本塁打に「現実と思えない」

メジャー4試合目で初アーチを放ったヒースコット

 ヤンキースの“ゴジラチルドレン”が爆発した。25日(日本時間26日)の本拠地ロイヤルズ戦で、スレイド・ヒースコット外野手が「9番・センター」で先発し、メジャー初本塁打をマークするなどの活躍で、14-1の快勝に貢献。ここ11試合で1勝10敗とどん底だった名門は連敗を6で止めた。

 ヒースコット外野手は20日に右膝を痛めて故障者リスト(DL)入りしたジャコビー・エルズベリー外野手の代わりに、傘下3Aスクラントンからメジャーに昇格。この日がメジャー4試合目の出場となった。2009年のドラフト1巡目指名の24歳は7回無死1塁の場面で、相手4番手の右腕ホランドから低めのファストボールを右中間に弾き返し、2ランホームランを放った。試合はすでに12ー1と決まっていたが、記念すべきメジャー初本塁打となった。

 地元紙「ジャーナルニュース」によると、ヒースコットは「あれは現実か? 6歳から夢に見ていた。現実とは思えない。すごいチャンスを手にできて、神様、ヤンキース、僕をここまでに導いてくれた全ての人に感謝します。自分に対し、辛抱強さを示してくれて、成熟を見守ってくれたからこそ、今の僕がいる。すごいこと」と感激していたという。

 期待の強打者が感謝を捧げた中には、今季からヤンキースのGM特別補佐に就任した松井秀喜氏も含まれていることだろう。

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