「素晴らしい拍手で迎えられた」青木宣親 古巣への凱旋試合で4安打の活躍

サンフランシスコの地元TV実況も人気を実感「彼はここで愛されています」

 一方、サンスランシスコ向けに試合を中継した「CSNベイエリア」では、3回1死の第2打席で青木のミルウォーキーでの人気ぶりを実況が紹介した。

「青木にとっては、日本から来て初めてプレーしたチームです。ブルワーズのユニフォームを着て、素晴らしいシーズンを送りました。彼はここで愛されています。2012年に打率2割8分8厘で10本塁打、50打点とブレークを果たしました。初打席には素晴らしい拍手で迎えられましたね。レギュラーシーズンでは初の凱旋です。カンザスシティ(ロイヤルズ)では、エキシビジョンゲームでプレーしましたが」

 移籍後、2年を過ぎてもミラー・パークで愛情を注がれている青木は4球目の85マイル(約137キロ)のスライダーを完璧に捉える。ライトスタンドに叩き込むと、立ち上がって拍手する観客も現れるほどだった。5月3日のエンゼルス戦以来となる第2号は、約117メートルのソロホームラン。貴重な一発でジャイアンツは1-1に追いついた。

 5回の3打席目では、「FOXテレビ・ウィスコンシン」の実況が、昨年のワールドシリーズで敗れたロイヤルズの一員だった青木がオフに王者ジャイアンツに移籍したことについて語っている。

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