DeNAが逆転勝利で交流戦初勝利 三浦が7回2失点で3戦3勝、山崎康が18セーブ目
バルディリスが同点ソロ&石川が決勝打、4番ロペスは8号ソロを含む2打点
DeNAが27日、本拠地でのオリックス戦で4-2で逆転勝ちを収めた。先発の三浦大輔投手が7回6安打5奪三振2失点の力投で1軍昇格後、3連勝をマーク。バルディリスが古巣相手に同点ソロで、来日8年目にして12球団全てから本塁打をマークし、負傷の筒香に代わり4番に座るロペスも8号ソロを含む4打数2安打2打点と勝利に貢献した。
三浦は初回、先頭の西野にいきなりライトへヒットを許すと、1死三塁となった場面で3番糸井にタイムリー二塁打を浴びる。さらにカラバイヨ、T-岡田と連続ヒットを許し、この回2失点を喫した。
しかし2回以降は立ち直り、7回までヒット2本に抑える力投を見せ、追加点を許さない。そのベテラン右腕を打線も援護。初回裏の攻撃で2死二塁から、4番ロペスが相手先発の東明からセンターへタイムリーヒットを放ち、1点差に。
そして7回。先頭の5番バルディリスが相手3番手の塚原が投じた142キロのストレートをライトスタンドへ。古巣から値千金の6号ソロで同点とした。さらに倉本の打席で代打に送られた白崎がレフトへヒットを放ち、黒羽根の送りバントで二塁に進塁。続く三浦の代打で打席に立った下園は四球を選び、1死一、二塁に。ここで石川が勝負強さを見せ、三塁の頭上を超えるタイムリーヒットで勝ち越しに成功。三浦に勝利投手の権利をプレゼントした。
8回には先頭のロペスが相手5番手の白仁田からレフトスタンドへ8号ソロを放ち、リードを2点に広げる。
9回には守護神・山崎康がマウンドへ。24日の阪神戦で上本の側頭部に死球を当て、危険球退場となって以来の登板。先頭のT-岡田にヒットを許したものの、後続を立ち、リードを死守した。これで18セーブ目となった22歳右腕は5月で10セーブ目となり、新人の月間最多記録となった。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count