西武・秋山が先頭打者弾&ダメ押し弾も「たまたまです」
交流戦初勝利に導く2発
西武が27日、東京ドームでの巨人戦で5-4で勝利し、交流戦初勝利を挙げた。先発の野上が5回2/3を5安打3失点で5勝目(3敗)。また、秋山が先頭打者ホームランを含む2本のソロ弾を放ち、勝利に貢献した。
秋山は初回の第1打席でフルカウントから相手先発の大竹の投じた142キロのストレートを右中間スタンドへ4号ソロ。先頭打者本塁打でチームを勢いづけた。さらに、5回に高橋由の3ランを浴びて4-3と1点差に詰め寄られた直後の7回の先頭では相手3番手の戸根から右中間スタンドへ5号ソロを放ち、貴重な追加点を奪った。
試合後、ヒーローインタビューに答えた秋山は2本の本塁打に「たまたまです」と振り返り、「このところあまりいい仕事をできていなかった。こういう試合をきっかけにチームを勢いづけられるようなバッティングをしていきたいと思います」と続けた。
この日は2本の本塁打を含む4打数3安打2打点1四球と爆発し、打率も.348まで上昇。チームも前日の大敗の借りを返した。交流戦初勝利へと導いた秋山は「もう1つ勝って勢いに乗っていければ、交流戦勝ち越しに向けてがんばっていけると思う。まず明日しっかりやれるように1打席目から頑張っていきます」と早くも気持ちを切り替えていた。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count