中日・大野がリーグトップタイの6勝目 6回まで無安打無失点も「情けない」
8回2安打2失点の好投も失点の場面を反省
中日は29日、札幌ドームでの日本ハム戦で先発の大野雄大投手が8回を2安打6奪三振2失点の好投、リーグトップタイの6勝目(2敗)を挙げた。福谷が10セーブ目。4-2で勝利した中日は3試合ぶりの白星となった。
大野は初回に四球を与えただけで、6回まで無安打無失点と安定したピッチングを披露。しかし2点リードで迎えた7回先頭の中島卓にこの日2つ目の四球を与えると、続く田中にフェンス直撃の二塁打を浴び、二、三塁に。ここで中田にタイムリーヒットを許すと、さらに1失点し、同点とされた。
しかし中日は直後の8回に1死一、三塁からエルナンデスの犠牲フライで勝ち越し、ルナのタイムリー三塁打でさらに1点を追加。日本ハムに競り勝った。
試合後、ヒーローインタビューに答えた大野は「自分でも途中までは思うままに投げられて抑えられていたけど、7回にフォアボールから失点になってしまって情けない」と振り返り、「今日は先制点を取ってもらって野手の人のおかげで勝ったと思ってる」とチームメイトに感謝した。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count