広島・丸が3打点 黒田に約1か月ぶりの4勝目つけ「本当に良かった」
5回に決勝2ラン「入ってくれてホッとした」
広島の丸佳浩外野手が29日、敵地でのオリックス戦で決勝2ランを含む4打数2安打3打点と活躍し、6-3での勝利に貢献した。6回1/3を6安打2失点と好投した黒田博樹投手が、4月25日の阪神戦以来となる4勝目(2敗)をマーク。開幕当初の不調から脱しつつある不動の3番打者が、ベテラン右腕に約1か月ぶりの白星をつけた。
黒田が2点差を追いつかれた直後の5回、2死から菊池が中前打で出塁すると、丸が相手先発・山崎福から右中間に2ランを叩き込んだ。
「追いつかれた(直後の)場面で、キク(菊池)が3人で終わらせなかったので、僕も次につなごうという意識で、(スタンドに)入ってくれてホッとしてます」
試合後のヒーローインタビューでこう振り返ると、三塁、左翼スタンドに大挙して陣取った広島ファンから大歓声を浴びた。