日本ハム大谷が今季最多13K、無傷の7連勝も「まだまだ足りない」
3回までに2失点、「前半はどうなるかなと」
日本ハムの大谷翔平が30日、本拠地での中日戦で開幕から無傷の7連勝をマークした。2回先頭のルナに四球を与え、続く和田に先制のタイムリー二塁打を浴びると、3回にも1死満塁の場面でルナにタイムリーヒットを許して失点。しかしその後は立ち直り、4回以降は走者を許さず、無失点に抑えた。結局、8回3安打2失点で今季最多の13三振を奪った。
打線の援護を受け、4-2の逆転勝利を収めた試合後は、6回に決勝打を放った女房役の大野とともにお立ち台に立った。大野に「球はすごく良かったたんですけど、途中で四球がホントに余分だったかなと僕は思います」と指摘されると、「悪い癖だと思うので何とか直したい」と反省し、「前半はどうなるかなとという気持ちと、そのあとはうまくリードしてもらって投げられて良かった」と安堵の表情を浮かべた。
結果的に持ち直して7勝目を手にした内容を「前半のテンポが悪かったので、テンポを上げながら何とかアウトを取れればいいなと思って、追加点だけはやめようと思って踏ん張っていこうと思った」と振り返った大谷。最後は「まだまだ足りない。もっともっと勝てるようにがんばります」と話し、気を引き締めていた。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count