川崎宗則がメジャー再昇格へ　今年もイチローとの“再会”は実現するか

2年前には4000本安打も見届けた川崎だが、正二塁手が2日にメジャー復帰との報道も…

　当時、第一子が誕生したばかりだっただけに、本人は「この4000本という最高のね…、本当に一日しかないわけだから。そういうところに一緒にグラウンドに立っていたことを僕は息子に自慢します。『父ちゃんはイチローさんの4000本のとき、セカンドを守っていたんだぞ』って息子に言いたいと思います」と誇らしげに話していた。まさに狙っていたかのようなタイミングでの「再々昇格」だった。

　昨年は4月15日にメジャー初昇格し、同18日に3Aに降格。開幕3連戦（同4～6日）のヤンキース戦こそ間に合わなかったものの、6月17日からのヤンキース3連戦の初戦でメジャー再昇格を果たした。そして、そこからマイナーに落ちることなくシーズン終了。ヤンキースとの対戦を逃したのは、開幕カードの3試合だけだった。

　今回もイチロー擁するマーリンズとの対戦を9日後に控えての昇格。今年はリーグが違い、対戦も3試合しかないためにグラウンド上での再会は困難かと思われたが、実現する可能性が出てきた。

　ただ、DL入りしている正二塁手のトラビスはすでに3Aでリハビリゲームに出場し始めており、1日（同2日）からのナショナルズ戦でメジャー復帰するとも報じられている。まだ壁は残されているが、今年も師弟関係で結ばれる2人の対戦が見られるだろうか。

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フルカウント編集部●文　text by Full-Count