青木宣親は2戦連続ノーヒット ジ軍は5連勝でストップ、1日で首位陥落
先発試合では17戦ぶりに出塁できず、連続無三振は80打席に伸びる
ジャイアンツの青木宣親外野手は30日(日本時間31日)、本拠地でのブレーブス戦に「1番・レフト」で先発出場し、4打数無安打に終わった。メジャー自己最長を更新している連続無三振は80打席に伸びたものの、2試合連続ノーヒットで四球での出塁もなし。チームトップの出塁率3割8分8厘を誇る青木は、先発した試合では16戦連続で出塁を続けてきたが、この日は1度も塁に出られずに7回の攻撃後に交代した。
前日に地区首位に立ったジャイアンツは0-8で敗れて連勝は5でストップ。1日で首位陥落となった。
青木は初回、相手先発のペレスの前に遊ゴロに倒れる。一方、ジャイアンツの先発リンスカムはブレーブス打線に2、3回と1点ずつを奪われ、2点差とされる。
青木は3回に先頭で第2打席を迎えるも、またしても遊ゴロ。ジャイアンツはなかなか反撃の糸口をつかめない。リンスカムは4、5回にも1点ずつを失い、0-4とされた。
5回、ジャイアンツは2死から代打マクスウェルがヒットを放ち、2死一塁で青木が打席へ。ペレスの初球を叩いたが、ファーストゴロに倒れた。
4点差のままで迎えた7回には、再び2死一塁で第4打席を迎えた青木。1ボールからペレスのツーシームをしっかり捉えたが、強いライナーは中堅手のグラブに収まり、チェンジとなった。9番のピッチャーの打席で外野手のブランコが代打に送られていたため、青木はここで「ダブルスイッチ」での交代となった。
チームはその後も4点を失い、0-8で敗れて連勝ストップ。ドジャースが勝ったため、1日で首位陥落となった。青木が先発出場で出塁できなかったのは、5月7日のマーリンズ戦以来。4打数無安打で打率3割1分4厘となった。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count