青木宣親、4戦ぶりマルチ安打も連続無三振は85打席でストップ ジ軍3連敗
2安打2得点1盗塁と活躍も一歩及ばず、自己最長の連続無三振はストップ
ジャイアンツの青木宣親外野手は1日(日本時間2日)、本拠地でのパイレーツ戦に「1番・レフト」で出場し、4打数2安打2得点1盗塁と活躍した。前日まで3試合連続ノーヒットだったが、この日は存在感を発揮。しかし、チームは一歩及ばず3-4で敗れ、3連敗となった。青木は2打席目に空振り三振を喫し、自己最長を更新していた連続無三振は「85打席」でストップした。
青木は初回、カウント1-1から相手先発コールの95マイル(約153キロ)の直球をライト前にはじき返した。パニクはセンターフライに倒れたが、続くペンスの打席で青木は二盗に成功。盗塁は今季12個目となった。
その後、三塁まで進むと、ベルトの二塁打で先制のホームイン。エラーで出塁していたペンスも生還し、ジャイアンツが初回に2点を奪った。
2-1となった3回、青木は先頭で打席へ。2球で追い込まれると、3球目の外角への94マイル(約151キロ)の直球に空振り三振。青木が最後に三振を喫したのは5月8日のマーリンズ戦の2打席目以来。実に86打席ぶりの三振となった。
青木はブルワーズ時代の2013年5月25日から6月10日にかけて球団記録に並ぶ72打席連続無三振を記録。今回はその時を超える自身メジャー最長記録となっていたが、連続無三振は「85打席」でストップした。
5回、ジャイアンツは先発のボーグルソンがつかまり、3点を奪われて逆転を許す。青木はその裏、2死走者なしで3打席目を迎え、二ゴロに倒れた。
2点を追う8回、青木は先頭で相手の2番手左腕ワトソンの初球を叩き、三塁線を破る二塁打を放つ。三塁まで進み、ペンスの遊ゴロの間に生還。ジャイアンツは1点差に迫った。
しかし、9回は無得点に終わり、3-4で敗戦。青木は4打数2安打で打率3割1分3厘とした。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count