西武野上が7回1失点の好投で6勝目 「インタビューが森じゃなくてすみません」
森は高卒2年目で早くも二桁本塁打を達成
西武が敵地・ナゴヤドームで中日を4-1と下した。先発の野上が7回を97球、4安打1失点8奪三振の好投で6勝目(3敗)。打っては森が2本塁打を含む3安打の猛打賞、栗山にも3号ソロが出て、一発攻勢で中日を下した。森はプロ入り初の二桁本塁打を達成した。
試合後、素晴らしいピッチングを見せた野上がお立ち台へ。野上は自身の投球を「先制点をあげないようにと思っていたんですが、マウンドが難しくて(与えてしまった)…。ただ、それ以降は修正出来たので、良かったと思います」と振り返った。
「丁寧に投げることを心がけた」という野上。6回に迎えた2死一塁、三塁のピンチでルナを空振り三振に打ち取ったシーンについて「3ボールになって、フォアボールは嫌だったので。開き直って、自分のことを信じて投げたので、三振を取れて良かったです」と語った。
初回に1点を失ったが、3回から5回まで中日打線を3者凡退に打ち取るなど、見事な投球を見せた野上。打線もそれに応え、交流戦に入って打撃不振に陥っていた森が2本のホームランを放つなど、援護した。野上はその援護について問われると「ヒーローインタビューが森じゃなくてすみません」と笑みを浮かべた。
最後に「明日は岸さんが復帰登板なので、勝ちたいと思います!」と語った野上。エース・岸の復帰で、西武が交流戦2カード連続の勝ち越しに挑む。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count