イチロー、通算2878安打で歴代単独40位に浮上 マーリンズの2連勝に貢献
2回に左前打放ち3打数1安打、並んでいた名手ビスケルを上回る
マーリンズのイチロー外野手は3日(日本時間4日)、本拠地でのカブス戦に「6番・レフト」で先発出場し、3打数1安打1得点で7-3での勝利に貢献した。メジャー通算2878安打とし、並んでいたオマー・ビスケルを上回って歴代単独40位に浮上。マーリンズは2連勝となった。
5月31日のメッツ戦以来、3試合ぶりのスタメンとなったイチロー。0-0の2回1死一塁で第1打席を迎えると、エース左腕レスターの93マイル(約150キロ)の直球をレフト前に運んだ。
1死一、二塁とチャンスを広げ、続くリアルミュートの二塁打で二塁走者のオズナが生還。イチローは三塁まで進むと、エチャバリアのセカンドへの内野安打で、2点目のホームを踏んだ。マーリンズはさらに2点を加え、この回4点を先制した。
イチローは3回1死一塁の場面ではセンターフライ。マーリンズがスタントン、ベイカーの連続ホームランで2点を追加した5回には、その直後に1死二塁で打席に立ち、見逃し三振に倒れた。
その後、3点を失った先発ハレンが6回途中に降板する際、イチローは「ダブルスイッチ」で途中交代となった。
通算2878安打で単独40位としたイチローだが、歴代39位のフランキー・フリッシュは通算2880安打、歴代38位のザック・ウィートは通算2884安打と目前に迫っている。
イチローは打率2割8分6厘となった。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count