“後ろ”への依存はリスク大!? 救援投手陣に最も余力を残す球団はどこ?
イニングまたぎはオリックス、連日登板はDeNAが突出
救援投手のイニングをまたいだ登板は、投手が打席に立つセとパでその回数に差があるが、オリックスが飛び抜けて多い。全般的に登板イニング数と近い傾向にあるが、阪神や楽天は登板イニング数に対し若干回数が多い。ベンチサイドにイニングをまたいだ登板に対する抵抗があまりないのかもしれない。
楽天の数字を引き上げている松井裕樹は計27イニング、502球を投じており、これはどちらも全救援投手の中で最多の数字だった。
2日連続の登板は日程にも影響されるが、DeNAがかなり多い。クローザーの山崎康晃が10回、ヨスラン・エレラ、田中健二朗が7回と繰り返し連日の登板があった。巨人も澤村拓一、スコット・マシソンが7回とブルペンの中心となる投手についてはDeNAとあまり変わらないが、総数ではセで最も少ない。
パでは日本ハムや西武が多い。両チームはイニングをまたいだ登板はそこまで多くないが連日の登板は多かった。何か方針があるのかもしれない。