ロッテ清田育宏の原動力とは 22試合連続安打中の首位打者が見せた決意

「打てていても辛かった」、日本記録に迫る勢いの清田が味わった悔しさとは

 8日現在、打率3割7分4厘でパ・リーグ首位打者をひた走る清田育宏。5月9日の西武戦から続いている連続試合安打「22」まで伸びた。プロ野球記録(広島・高橋慶彦)の33試合連続安打に迫ろうかという勢いだ。

 清田の一打に、その好調ぶりに、球場全体が沸き続ける。しかし、清田本人はどんなに派手な活躍をしようとも、記録をどれだけ伸ばそうとも、冷静に、謙虚に、自らの結果を受け止める。

 昨年味わった悔しさも原動力のひとつだ。2014年、一軍での出場は入団以来最も少ない24試合。大きな葛藤を抱えたまま、シーズンの大半を二軍で過ごした。当時の心境については「二軍で打てていても辛かった。同じことは繰り返したくない」と今でも決して忘れてはいない。

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