ロッテ清田育宏の原動力とは 22試合連続安打中の首位打者が見せた決意

「全部自分に返ってくる。腐るも腐らないも自分次第」

 迎えた2015年。この連続試合安打が始まる前のことだ。4月28日の西武で、試合の均衡を破る先制ソロアーチを放ち、チームは勝利。試合後に発した言葉が、今年にかける清田の決意を物語っていた。

「全部自分に返ってくるんだと思います。腐るも腐らないも自分次第ですし、腐ってしまって、最後に野球ができなくなるのも自分。そうならないように、しっかりトレーニングをして、バットを振っていきたいです」

 プロ6年目のシーズンにかける清田は、「任された打順でしっかり役割を果たしたい」と目の前の試合に全力で取り組む。見据えているのは記録だけではない。今年こそチームの戦力になれるように、全てのものに打ち勝つ決意だ。

【了】

長谷川美帆●文 text by Miho Hasegawa

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