川崎宗則は「投手に困難を与える」打者!? “師弟対決”でもトドメの一撃

川崎の一打が「ハンドの降板を促す」

 タイムリー二塁打で今季初打点。テレビ中継では、実況が「見て下さい。川崎がスマッシュします。イエリッチは届きませんでした」と興奮気味に伝えると、ここでハンドはノックアウトとなった。

 MLB公式サイトも試合を伝えた記事の中で「ムネノリ・カワサキの二塁打は、初回6得点を挙げたブルージェイズの6本目のヒットとなった。マーリンズのダン・ジェニングス監督に、わずか2/3イニングでのハンドの降板を促した」と言及。

 ブルージェイズは初回に4本の単打、2本の二塁打、1四球と一気に攻勢をかけた。その中でも、先発左腕を引きずり下ろした川崎のトドメの一撃は高く評価されている。

 また、3回に第1打席を迎えたイチローのニゴロを処理した際には、マーリンズの地元マイアミ向けに試合を中継した「FOXスポーツ・フロリダ」の実況が2人の師弟関係についても伝えた。

 メジャーとマイナーを行き来しながらも、今季8試合出場で打率2割7分3厘の川崎。守備でも安定感溢れるプレーを披露しており、ハッスルプレーが売りのムードメーカーは輝きを放っている。
 
【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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