「どの球場にもイチローファンがいる」 米国内での人気ぶりを地元TVが紹介
ヤンキース時代から、敵地でイチローの名前がコールされるだけで大歓声が起こることも
本拠地マイアミでは、イチローはすでに絶大な人気を誇る。5月上旬には、地元ラジオの名物アナウンサーが、イチローのレプリカユニホームがチーム内で売り上げナンバー1を記録していることを紹介。マーリンズパークでは打席に入るたびに大歓声を受け、「イチローコール」が沸き起こることもある。
ただ、メジャーで15年目を迎え、各球場でヒットを量産してきたレジェンドには、敵地でも必ずファンがいるという。ヤンキース時代も、途中出場などの時に「イチロー」の名前がコールされるだけで敵地に歓声が起こることも珍しくなかった。また、長らくプレーしたマリナーズの本拠地シアトルでは必ず大歓声で迎えられるイチロー。今月中旬には古巣ヤンキースの本拠地で試合も組まれており、ファンがどのような反応で迎え入れるかも注目される。
記録、記憶の両方でメジャーに名前を刻むイチロー。日米通算では歴代1位のローズ(4256本)まで99本、同2位のタイ・カッブ(4189本)までは32本とした。また、メジャー通算2879本は現在、歴代単独40位で、39位のフランキー・フリッシュ(2880本)まで1本、38位のザック・ウィート(2884本)まではあと5本と迫っている。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count