イチロー、対戦成績4割超えのバーリー打てず4タコ チームはサヨナラ負け
2戦連続先発も今季3度目の4打数無安打、マーリンズは9回に守護神が逆転サヨナラ弾浴びる
マーリンズのイチロー外野手は9日(日本時間10日)、敵地でのブルージェイズ戦に「9番・DH」で先発出場し、4打数無安打に終わった。2試合連続の先発となったが、快音はなく、打率は2割7分1厘に低下。チームは3-4の逆転サヨナラ負けで2連敗となった。
相手先発は、試合前の時点でイチローが打率4割2分9厘と対戦成績で圧倒してきた左腕バーリー。しかし、この日は“カモ”に抑えこまれた。
1点リードで迎えた2回は2死走者なしで左飛。2-2の同点とされた直後の5回も先頭で左飛に倒れた。
6回は2死からリアルミュートとエチャバリアが連打。2死一、二塁と勝ち越しのチャンスでイチローが打席に立ったが、一ゴロに打ち取られた。
1点リードで迎えた9回は、1死走者なしで中継ぎ右腕ヘンドリクスの前に左飛。マーリンズはその裏、守護神ラモスがエンカーナシオンに逆転サヨナラ2ランを浴び、3-4で敗れた。
イチローの4打数無安打は今季3度目。チームにとっても、イチローにとっても、痛い一日となった。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count