レッドソックスで絶大な信頼勝ち取る田澤純一 指揮官「私は彼の大ファン」
地元紙「チームのベストプレイヤーの1人」「オールスター選出にふさわしい」
レッドソックスのジョン・ファレル監督と上原浩治投手がリーグ屈指のセットアッパーに成長した田澤純一投手の過小評価ぶりを指摘している。地元紙「ボストン・グローブ」が報じている。
今季開幕前にパブロ・サンドバル内野手やハンリー・ラミレス外野手らを補強した名門だが、現在、27勝32敗でア・リーグ東地区最下位と想定外の不振にあえいでいる。不調のチームにあって、田澤の活躍は輝きを放っている。
記事では「彼はチームのベストプレイヤーの1人だ。2012年にブルペンに加わってからハイレベルのピッチングを続けている。2013年優勝チームのキーメンバーでレギュラーシーズン71試合出場。プレーオフには13試合登板。昨年チームが不振だった際もパフォーマンスを高めた。そして、今年は更に向上している」と高く評価している。
田澤は9日(日本時間10日)のオリオールズ戦で0-1と1点を追う8回に登場。3番ジョーンズから始まる相手のクリーンアップを三者凡退に切って取った。チームはその後得点を奪えず、勝利にはつながらなかったが、ここまで28試合に登板し、0勝1敗で10ホールド。防御率1・40と優秀な数字を残している。