リベラ氏の息子をナショナルズが4巡目指名 ハーパーも「ワクワクする」
「彼の速球はそのままでも十分通用する」
地元紙「デイリー・ニューズ」によると、息子が自らと同じピンストライプのユニフォームを着ることができなかったことに対し、「これはビジネス。そう対応するしかない」と割り切っていた。
リベラ・ジュニアは幼少時からヤンキースのクラブハウスで過ごしてきた。ジョー・ジラルディ監督も「ビッグ・モー(リベラの愛称)にとっても本当に誇らしい瞬間だと思う。若者が素晴らしいキャリアを過ごせることを祈るよ。彼は偉大なベースボールの家系で育ったわけだが、それにしても、リベラ家にとっては最高の日だろうね」と語ったという。
この日のヤンキース戦で、田中将大投手からソロホームランを放ったナショナルズの若き強打者、ブライス・ハーパー外野手は「すごいよね。彼はすごく速いボールを投げて、素晴らしい球種を持っていると聞いている。どんなピッチングをするのか、見るのが楽しみだよ。彼の速球はそのままでも十分通用する。ナショナルズという球団にとってもすごくワクワクすることだよね」と歓迎している。
ヤンキースタジアムでの一戦では、エースのシャーザーが4失点を喫し、打線は田中に抑え込まれたナショナルズだが、伝説の守護神の血を継ぐ将来有望なサラブレッドとの交渉権を獲得した。目先の1勝よりも遥かに大きな収穫となりそうだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count