青木宣親が一番の“推しメン”!? 初の球宴出場へ、ジ軍が猛プッシュ開始
出場圏内の3位スタントンを猛追する青木を地元ファンが後押し
オールスターの外野手部門では、ファン投票3位以内の選手がスタメンで出場する権利を手にする。第3回中間発表では、今季MVP候補のブライス・ハーパー(ナショナルズ)がリーグトップの369万414票で1位。2位はカージナルスの強打者、マット・ホリデーで269万3412票。3位はスタントンで174万3271票となっている。
青木は若きスーパースターを猛追。169万6369票を集め、第2回中間発表では約20万票離されていたスタントンとの差を4万6902票まで一気に縮めた。昨年の本塁打王を射程圏内に捉えた絶好調の青木の逆転を、ジャイアンツは後押ししている。
この日、ジャイアンツはサヨナラで敗れたものの、青木は4打数2安打1得点と活躍。6月に入ってから8試合連続安打で、3試合連続マルチ安打。打率は3割3分6厘、出塁率も4割4厘まで上昇した。
打率、出塁率、盗塁でメジャートップクラスの成績を維持する切り込み隊長をプッシュするのは、日本のファンだけではない。大活躍の連続でジャイアンツ一番の”推しメン”となった青木を初の晴れ舞台に立たせるため、地元のジャイアンツファンも力強く後押しする。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count