2失点完投で1か月ぶり6勝目 日ハム吉川「勝ちつかず悔しい思いしていた」
5月8日ぶりの白星に「今日は絶対に勝つんだという気持ちでした」
日本ハムの左腕エース・吉川が13日、ホームで迎えたDeNA戦で9回6安打2失点と快投。実に5月8日のオリックス戦以来の白星となる今季6勝目(3敗)を今季初完投で挙げた。
ここ4度の登板で0勝3敗と苦しんでいた吉川は、試合後のヒーローインタビューで「チームのために投げていたんですけど、チームに勝ちがつかず悔しい思いしていたので、今日は絶対に勝つんだという気持ちでした」と振り返った。
決意のマウンドは、序盤3回をパーフェクトに抑える最高の立ち上がり。DeNA打線を寄せ付けない。初回には中田のホームランなどで2点の援護を受けた。
「初回の2点で勝たないといけなかったんですけど…」と反省気味に振り返ったのは、中盤のピッチング。4回に飛雄馬、6回に荒波にいずれも長打を打たれて招いたピンチで1点ずつを失い、同点に追いつかれた。