青木宣親が刻むハイレベルな数字 初のオールスター出場にふさわしいワケ
第3回中間発表で外野手部門4位の青木がマークしている、数々のメジャートップクラスの成績とは
ジャイアンツの青木宣親外野手が、メジャートップクラスの数々の成績をマークし、不動のリードオフマンとしてチームを牽引している。自身メジャー初のオールスター出場へ向け、ファン投票では第3回中間発表の時点で外野手部門4位。出場圏内の3位スタントン(マーリンズ)を猛追しているが、現時点では夢舞台に立つ選手として、ふさわしい成績を残している。
12日(日本時間13日午前11時15分開始)の本拠地でのダイヤモンドバックス戦前の時点で、シーズン77安打、マルチヒット24回はリーグ2位、打率3割3分6厘は同4位、出塁率4割4厘は同5位、12盗塁は同6位。1三振するまでに要する打席は15.1回で、これはメジャートップの数字だ。「MLBで最も三振が奪いにくいバッター」となっている。リードオフマンとして極めてハイレベルな仕事を続けていることが、これらの数字からはっきりと見て取れる。
球団の発表によると、103回の出塁はメジャーの1番バッターでトップの数字。出塁率4割4厘は、リードオフマンとしてカージナルスの主力打者カーペンターに続くリーグ2位だという。
また、ここぞの場面での勝負強さも光る。得点圏に走者を置いた状態では、最近17回で10安打をマークしており、驚異の打率5割8分8厘。シーズンを通して見ても、2アウトでの得点圏打率は5割2分2厘で、リーグ2位となっていることが紹介されている。