青木宣親は6月初の無安打 8試合連続安打で止まるも、また“レーザー”披露
3回に相手の本塁生還を阻止する正確な送球、チームは0-1で敗れる
ジャイアンツの青木宣親外野手は12日(日本時間13日)、本拠地でのダイヤモンドバックス戦に「1番・レフト」で先発出場し、4打数無安打に終わった。連続試合安打は「8」でストップし、6月は初のノーヒット。それでも、守備では正確なバックホームで相手の本塁生還を阻止する好プレーを披露。またも“レーザービーム”を見せたが、勝利にはつながらず、チームは0-1で惜敗した。
青木は初回、相手の先発右腕アンダーソンの前に投ゴロに倒れる。
しかし、0-1で迎えた3回に守備で魅せた。2死一、二塁でエース左腕バムガーナーがカスティーヨにレフト前ヒットを浴びると、チャージをかけた青木は本塁にワンバウンドでストライク送球。本塁を狙った二塁走者のゴールドシュミットに捕手のポージーがタッチし、アウトとなった。
相手の追加点を阻止するビッグプレー。青木は10日(同11日)のメッツ戦でもバックホームで捕殺をマークしており、再び“レーザービーム”で相手を刺した。
その裏には、2死一、二塁の好機で打席へ。1ボール1ストライクからアンダーソンのツーシームを捉え、左方向へ痛烈なライナーを飛ばした。しかし、三塁のヒルがジャンピングキャッチ。二塁走者のダフィーが飛び出し、ダブルプレーとなると、現地TVの実況は「ジャイアンツにとってバッドラック(不運)」と伝えた。
6回、青木は1死で90マイル(約145キロ)の直球をしっかり捉えたが、左翼手の正面を突くレフトライナー。さらに、8回2死一塁の場面では一ゴロに倒れた。
6月に入ってから続いていた青木の連続試合安打は「8」でストップ。チームも0-1で敗れた。
青木は4打数無安打で打率3割3分となった。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count