野茂氏の元女房役ピアザ氏、破産の名門サッカークラブ買収へ正式オファー
捕手記録の通算427本塁打、ピアザ氏が破産でセリエB降格のパルマ買収目指す
ドジャース、メッツなどで活躍した名捕手マイク・ピアザ氏が、破産宣告してセリエBへと降格したイタリアのサッカー名門クラブ、パルマの買収を目指して正式オファーを出したとイタリア衛星放送「スカイ・イタリア」が報じている。
ドジャース時代には野茂英雄投手の女房役を務めたピアザ氏は、93年に新人王に輝き、オールスターに12回出場した。メッツなどを経て、2007年にアスレチックスで現役引退。通算打率は3割8厘で、427本塁打は捕手のメジャー記録となっている。
父親の祖父がイタリアからの移民で、06年の第1回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)にはイタリア代表として出場。引退後も09年の第2回WBC、13年の第3回WBCで代表コーチを務めるなど、イタリアでの野球の普及に尽力している。