青木宣親、中1日で再び鮮やか“レーザー” 「美しい」「間違いなく完璧」
9試合ぶり無安打も鮮やか補殺、「攻守でオールスターにふさわしい」
ジャイアンツの青木宣親外野手が12日(日本時間13日)、ダイヤモンドバックス戦に「1番・レフト」で先発し、再び“レーザービーム”を炸裂させて、相手の得点を阻止した。4打数無安打で連続試合安打は「8」で止まり、チームは0-1で敗れたものの、地元メディアから「攻守でオールスターにふさわしい」と絶賛されている。
見せ場は3回2死一、二塁の場面でやってきた。エース左腕バムガーナーの2球目の93マイル(約149キロ)のファストボールを、ダイヤモンドバックスのカスティーヨが強振。三遊間を破り、レフト前に転がった。
二塁ランナーのゴールドシュミットは迷わず三塁を回り、ホームに突進する。すると、チャージして捕球した青木は本塁に正確な送球。ワンバウンドで捕手ポージーのミットに収まり、ゴールドシュミットはタッチアウトとなった。AT&Tパークの観衆からは大きな歓声が沸き起こった。
地元テレビ局「NBCベイエリア」の実況は「ヒットです。アオキです。ゴールドシュミットが彼に挑戦します。そして、アウト! イニング終了! アオキによる完璧な送球です。全然クロスプレーではありませんでした」と絶叫した。
解説者も「強肩ではありませんが、クイックなリリース。正確な肩。彼が刺しました」と捕球から送球までのスムーズな動きを称えている。