イチロー、“記念日”に1安打1打点1盗塁 「41歳のバットは振れ続けている」
9年前にメジャー史上3番目のスピード記録でメジャー通算1000本安打を達成したイチロー
6月14日は、イチローにとっての記念日だった。地元テレビ局「FOXテレビ・フロリダ」は、「この日」というコーナーで、メジャー15年目で数々の偉業を達成してきた背番号51のある記録を紹介した。
2005年6月14日、マリナーズ時代のイチローがメジャー696試合目で1000本安打を達成したとレポート。これはMLB史上3番目のスピード記録で、1933年に683試合で達成したチャック・クライン(フィリーズ)と、1932年に686試合で達成したロイド・ワーナー(パイレーツ)に次ぐ偉大なものだった。
続くゴードンの内野安打で二塁に進塁したイチローは、完璧なスタートで三盗に成功。捕手は三塁に投げず、スライディングせずに三塁に到達した。前日に続く今季6盗塁目、メジャー通算493盗塁目に、スタジアムは再び大きな歓声に包まれた。
その後、ソラーノが二ゴロで凡退に終わったために生還できず、チームの連勝は「3」でストップ。だが、レジェンドは15日(同16日)からスタートする古巣ヤンキース戦に向けて、ギアを上げてきた。打率は2割8分1厘に上げている。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count