田中将大、次回も中5日で22日に登板へ 「注意を払うことは重要」と指揮官

地元メディアも支持、「これは球団による賢い変更」

 次回登板まではチームにオフはないが、ローテーションに入っていない先発投手を挟み、田中を中5日で登板させる意向を示した指揮官。チームの浮沈を左右する日本人右腕の起用法に、ヤンキース首脳陣は慎重を期す方針のようだ。

 ESPNも「マサヒロ・タナカに1日多くオフを与えることは正しい選択」と報じている。

「これは球団による賢い変更だ。なぜなら、今季、タナカが通常の休暇(中4日)で唯一投げた際には、前腕部と手首の腱の痛みで5週間の故障者リスト入りという結末に終わった。日本でタナカは週一回のペースで先発していた。彼の体内時計はこの登板間隔にセットされているのかもしれない」

 記事ではこのように分析。楽天時代の中6日という登板間隔が田中の体に染み付いているという見方を示している。

 ヤンキースは、この日のマーリンズで6回2/3を投げて1安打1失点と好投したマイケル・ピネダ投手にも1週間のオフを与えるなど、先発陣の健康管理に細心の注意を払っている。

 中5日の登板で3試合連続ハイ・クオリティ・スタート(7回以上を投げ、自責2以内)と好調のエースは、休暇を追い風に好投を続けられるだろうか。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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