リーグ戦再開 リスタートする首位・巨人に立ちはだかる和田という「壁」
昨年は巨人投手陣を打ち砕いた和田
巨人投手陣にとっては、顔も見たくない相手だ。和田は昨年、巨人戦15試合で、打率4割、3本塁打をマーク。先発の好投手たちをまったく苦にしなかった。菅野に対しては8打数4安打1本塁打で、打率5割。左の杉内には7打数4安打の打率5割7分1厘。2軍降格中の内海には8打数5安打の打率6割2分5厘と脅威の数字を残した。
今回の3連戦では菅野としか対戦はないが、他の投手も苦労するだろう。これだけ実績があり、パターンの違う3投手を打ち崩せるということは、巨人が自分に対してどういう攻めをしてくるかが、分かっているということ。また、ストライクゾーンを9分割した時、状態がよければ苦手なコースがほとんどなく、どのカウントでも、どの球種でも打ち返せる。
今回の初対戦では、巨人サイドがどのようにこの「壁」をクリアしていくか。それとも、今年も和田が打ち砕くのか。菅野、大野の投げ合いとともに楽しみな対決となる。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count